犬の社会化ってなに?②社会化期のトレーニング

 

ワンちゃんの社会化についてステップ②は

この社会化期から始めて行きたいトレーニングのお話です。

 

みなさんが想像するトレーニング(しつけ)は

「おすわり」「マテ」「お手おかわり」など

人の合図によって行動を起こすようなものでしょうか?

 

このような合図に合わせて行動する

コマンドトレーニングを教えるのは、

6ヶ月前後から〜という風に昔から言われていました。

最近では月齢の若すぎる犬に考えさせるような

トレーニングをしすぎると将来精神的に不安定な犬になりやすい

という研究結果も出ています。

 

ということは、コマンドトレーニングをするのに、

焦る必要は全くないんですね。

 

そのため、この時期から始めるトレーニングは

1、トイレトレーニング

2、ハウストレーニング

3、フードボールトレーニング

4、ネーミングトレーニング

 

など、生活する上で不可欠なトレーニングを頑張りましょう。

 

成犬のトレーニングと違って、

前半の二つは習慣(生活のルーティン)として組み込むと

自然と覚えられるようになってきます。

 

1、のトイレトレーニングは、

寝起き、食事後、遊んだ後(興奮した後)などに

こまめにトイレへと誘導することで覚えていくことができます。

この時、シーシーやワンツーワンツー、チッチ、チッチなどなど

排泄を促す言葉をつけていくと、排泄して欲しい時に

排泄をしてもらえるようになるのでオススメですよ!

 

2、ハウストレーニングもトイレトレーニングと一緒で、

出しっぱなしにせずこまめに戻すことで覚えていきます。

特にたくさん遊んで疲れた後は、

そのままぐっすり寝てくれやすいので、

そろそろ寝そうだなと思ったらハウスへ誘導するようにしましょう。

また、ハウスの中にいる時だけもらえる

特別なオモチャやトリーツを用意するのもオススメです!

(コングやノーズワークマットなど)

 

3、のフードボールトレーニングは、

物や食べ物への執着を強くつけないためのトレーニングです。

元々本能的に執着が強い子も中にはいますし、

パピーの時はなんともなくても、

成犬になっていく過程で、物を守って返してくれない、

取り返そうとすると噛み付いてくるなどの問題が

出てくる場合があります。

 

そうならない(なりにくくする)ために

行うトレーニングなのですが、

具体的にどうするのか?ですよね。

やり方はとーっても簡単!

食器を持ったままご飯をあげる。以上です(笑)

もう少し詳細にお話しすると、

最初は一回量の半分のフードのみ食器に入れて、

手に持ったまま差し出して食べさせます。

そこへ残り半分のフードを少しずつ追加していきます。

 

するとワンちゃんは、

人の手って美味しいものを運んでくれる良いものなんだ!

(と思うかは分かりませんが笑)と良いイメージを持ってくれるわけですね。

 

遊んでいるオモチャを取ろうとすると怒るワンちゃんは

人の手に良いイメージがない場合が多いです。

成犬の子にしても良いトレーニングではありますが、

まだ人の手が悪いものでも良いものでもないうちから

始めるのがベストなトレーニングです。

 

4、のネーミングトレーニングは、

これからコマンドトレーニングを始めるにあたって

大事なトレーニングとなります。

まず、名前を呼んだらすぐにオヤツをあげるという行動を

10回ほど繰り返します。

出来るだけその子が咀嚼するペースに合わせず、

(もちろんむせない程度で)

矢継ぎ早に行ってください。

そのため、柔らかく小さい食べやすいオヤツが良いですね。

(月齢が若い子はフードでOK)

そして10回名前を呼び終わったら、

人はピタッと動きを止めて直立してください。

するとワンちゃんはあれ?オヤツがいきなり

出てこなくなったぞ??と不思議な顔をして

こっちを見上げてくるはずです。

その瞬間に短く「そう!」「Yes!」「Good!」など

褒め言葉を言って、また一つオヤツをあげてください。

 

このトレーニングの狙いは、

①人へ意識を向ける、②名前へのイメージをよくする

ことです。

 

トレーニングを始める前のベース作りになるというわけですね。

 

以上4つはすぐにでも取り組めるトレーニングなので、

ぜひお家でやってみてくださいね!