犬の「問題行動」って?

 

皆様は問題行動と聞いて何を思い浮かべますか?

吠える?

噛み付く?

飛びつく?

お散歩の引っ張りが凄い?

他の犬と仲良くできない?

 

実は、問題行動というものは、

飼い主様が問題と思っているか否かで、

問題行動であったりなかったりする曖昧なものです。

他人から見て問題行動なんじゃないか?と思うような

行動に出ていても、飼い主様がそう思っていなければ

それは問題行動ではありません。

 

例えば、民家がぽつんぽつんと存在するような

のどかな地域にお住いの方は、

犬が多少吠えてしまうからといって

気にする事はないですよね。

リードが伸びる分だけ好きに歩かせても、

特に問題ありませんよね。

 

ただし、住宅街などの人間社会に

溶け込んで生活しなければいけない犬にとって、

本能的に行動を取ることは

問題行動として取り扱われる事がほとんどです。

 

ご近所様と上手く付き合っていく上でも、

この問題行動を改善するということは

とっても大事なことですが、

それよりも何よりも、大事にしてほしい事があります。

 

それは、「犬のメンタルを整えてあげる事」です。

問題行動を起こすほとんどの犬は、

情緒が安定していない場合が多く、

メンタルが整っていないのにも関わらず、

無理にトレーニングを入れようとしても

あまり意味がありません。

また、問題行動を起こしてしまう状況にあるということは、

犬の精神衛生上良くありません。

放置しておくとますます問題行動が悪化し、

人間でいう鬱状態やパニック障害、PTSDに

陥ってしまうことも。

 

トレーナーのほとんどは、

場面場面でその子が求められている対応をできるよう、

情緒面も育みながら色々なことを教えていきます。

 

そのため、情緒が安定している子のトレーニングをするよりも

安定していない子のトレー二ングは多くの時間を必要とします。

 

ではどのように犬の情緒が整うよう

気をつけてあげれば良いのでしょうか?

 

ズバリ

犬の欲求を満たしてあげること。

最低でも

①お散歩②食事③睡眠

はクリアできるようにしてあげてください。

もう少し具体的に説明すると、

①のお散歩は、

沢山ニオイを嗅がせてあげてください。

拾い食いなどが心配であれば、

その心配のないところに留まり、

気がすむまでニオイを嗅がせてあげてください。

散歩というものは運動や排泄のためと

思っていらっしゃる方が多いのですが、

特に小型犬(プードル)は体が軽いので負荷があまりかからず、

単純にお散歩へ行き体を疲れさせるということは

意外と難しいんですよね。

また、ニオイを嗅ぐことで沢山頭を働かせる事ができます。

すると心地よい脳疲労を得る事ができるので、

体を動かすよりも満足のいくお散歩になります。

 

②の食事は、

安心して何を警戒することもなく食べられる環境を

整えてあげましょう。

多頭飼いで一斉にあげている場合は、

一頭ずつ落ち着いて食べられる場所で

食べさせてあげる事がオススメです♪

 

③の睡眠も②と同じく、

安心して眠ることのできる環境を整えてあげてください。

人通りの多いエリアに住んでいる場合は窓際、

マンションなどにお住いの場合は玄関を避け、

静かな場所で気持ちの良い寝具を用意してあげるのが理想です。

 

できればフリーよりも、

ある程度ゆったりしたクレート、サークルの中で

お留守番させる方が何かあった時に安心です。

(地震で家具が倒れてくる!といった場合などに)

 

メンタル面を整えてあげるだけでも

問題行動が改善する場合もあるので、

何かにお悩みの場合は、

ぜひ一度環境を見直してみることから

考えて見てあげてくださいね!